●管理人の言いたい放題●
2004年10月9日にカンザス州カンザスシティで行われたブッシュ・シリーズ第28戦「Mr.Goodcents 300」に出走したトニー・スチュアートのバスプロ・ペイントです。
予選11位からスタートしたスチュアートは最多ラップリーダーを奪い終始有利に展開しました。しかし残り4周、リーダーのまま無難にリスタートを決め、このままフィニッシュするかに思えた残り2周のターン2の立上りで2位のジョー・ネメチェックがスチュアートの右リアに追突し、スチュアートはアウトサイドのコンクリートウォールにクラッシュ。結果25位DNFに終わりました。レースはコーションのため4周延長され残り2周からリスタート、グレッグ・ビッフルとのシュートアウトを僅差で制しています。
追突したネメチェックは、コーションにより4周延長されたシュートアウトを制しています。
このイベントでは同じチャンス2モータースポーツから出走したレギュラードライバーのマーティン・トゥルエックスJr.も#8バスプロペイントでしたが、こちらも序盤のアクシデントで大きく後退、修復に時間を要したもののしぶとく30位フィニッシュしています。これはこのイベント前の時点でポイントリーダーのトゥルエックスJr.は2位カイル・ブッシュに152ポイント差をつけていましたが、残りのイベントが数戦であるためとにかくポイントを稼ぐ必要があったためです。幸い、といったら語弊があるかもしれませんが、カイル・ブッシュもアクシデントで29位フィニッシュに終わっています。
なお、スチュアートは、8月21日の第23戦ブルックリン「Cabela's 250」にもバスプロペイントでエントリーしていましたが、プラクテイス1回目ののちに降雨となり予選が中止。スターティンググリッドは前イベントのオーナーズポイントで決まるため、スポットで参戦の#81では不利となり、決勝に出走することな出来ませんでした。プラクテイスでは7番手のタイムを出していただけに残念でした。
|