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100th Race at Darlington, too tough to tame
ドライバーRicky Craven , Kurt Busch
マシンPontiac Grand Prix/Ford Taurus
シリーズNASCAR Winston Cup Series
カー##32,#97
チーム
使用イベント2003/3/16 Rd.05 Darlington [Carolina Dodge Dealers 400]
製造Team Caliber 1/64
その他Total Production 1 of ?

●管理人の言いたい放題●

2003年3月16日にサウスカロライナ州ダーリントンで行われたウィンストンカップ・シリーズ第5戦「Carolina Dodge Dealers 400」のフィニッシュ場面を模したモデルです。優勝は#32のリッキー・クレイブン、2位は#97のカート・ブッシュ。ビクトリーマージンは僅かに0.002秒というカップシリーズ史上最僅差。

結果だけをみてもすごい接戦だったことが伺えますが、実際にはそれ以上にハードなフィニッシュだったことは当時から見ている人以外には分かりづらいのではないでしょうか。

16列目31番手からスタートしたクレイブンは残り4周でリーダーのブッシュの背後まで辿り着きます。ターンの出口ではウォールに接触するギリギリまで攻め込むクレイブン。そこまで攻め込められないブッシュ。

残り3周のターン1でイン側からパスを試みるが、ここはまだ無理をしない。しかしターン4でブッシュがハイラインに膨らむのに対してミドルラインを走行するクレイブンがスタート・フィニッシュ・ラインでブッシュに並ぶ。

サイド・バイ・サイドの状態で残り2周のターン1に突っ込む2台だが軽く接触。アウト側のブッシュは弾かれるようにアウトサイドのウォールに接触してやや後退してしまう。しかしその直後、リーダーに出たクレイブンのリアに今度はブッシュが追突してバランスを崩したクレイブンは再び2位に後退する。少し離されてしまったクレイブンだが諦めず、ターン4で再び追いつき、バンパー・ツー・バンパーの状態でファイナルラップへ突入。

ファイナルラップのターン4でデブリに乗ったのかふら付くブッシュ。そのインサイドに潜り込むクレイブン。サイド・バイ・サイドで立ち上がる2台が再び接触。白煙を上げ、絡んだまま2台はフィニッシュラインを越え、クレイブンが僅か1000分の2秒差で2年ぶり通算2勝目を上げました。テレビではスロー再生でも確信できないくらいの最僅差フィニッシュでした。

なお、クレイブンがラップリードを記録したのはこのファイナルラップ、293周目の1回きりでした。ダーリントンで行われるカップシリーズ通算100回目のイベントは「Too Tough To Tame」の異名に相応しいフィニッシュとダーリントンストライプを残して幕を閉じました。

クレイブンはこの翌年、2004年をもってカップ・シリーズから引退。ブッシュ・シリーズでも2006年に1イベントのみ出走したのみで、以降はTV中継でコメンテーター等を務めています。

と、まあ書いては見ましたが、実際、当時のTV中継の中でも印象に残っている1戦でした。

下記は2003年のデイトナPepsi400現地観戦の時のものです。

#32 Tide Pontiac Grand Prix

#32 Tide Pontiac Grand Prix

#32 Tide Pontiac Grand Prix

#32 Tide Pontiac Grand Prix

Team Caliber 1/64 Scale Diecast Model
NASCAR Winston Cup Pontiac Ford
Year 2003
写真01 写真02
写真03 写真04
写真05 写真06
写真07 写真08
写真09 写真10
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